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日中同盟のススメ

タイトルから怪しさ満点ですみません。

先に謝るスタイルで。。

 

日中同盟って事は、日米同盟を破棄するの?」と言う人がいますが、違います

日米同盟を維持しながら日中同盟も組むということです。

別に1つの国としか同盟を結んではいけないわけではありません

日独伊は3国同盟でした。

NATOは30カ国です。

アメリカは、日本とも同盟国ですが、韓国とも同盟国です。日韓は同盟国ではありませんが、同盟を個別に組んでも構わないわけです。

日韓同盟は結ばなくても日米同盟と韓米同盟は組んで良いわけですね。

同じ構造で、日本はアメリカとも同盟国で中国とも同盟国、アメリカと中国は同盟国ではありませんが、個別に組んでも構わないわけです。

米中同盟は別に結ばなくても日中同盟と日米同盟はいいということです。

 

日本が中国と同盟を結ぶと、在日米軍基地がいらなくなります

在日米軍基地がある理由は、同盟国がはるか遠くにあるからですね。建前上は。だけど建前で動くのが外交なので、建前上でいいんです。仮に日本の支配が本音だとしても、そりゃ言えませんので。

とにかく、同盟国がはるか遠くにある中で、日本の有事に同盟国が駆けつけるまで時間がかかりすぎるために、仕方なく在日米軍基地が存在しています

これをサクッと撤退していただくわけですよ。

日本の基地問題が解決してしまいます。嬉しいですね。

そうなったら日本の国防が!という話になりがちです。

でも大丈夫です。中国という同盟国がとても近くにいますので。日本の有事にはサクッと駆けつけてくれる場所にいます。

遠くにある同盟国も大切ですけど、近くにあった方が良い同盟国もあります。NATOなんか隣国同士が同盟国ですからね。

 

イデオロギーが違う国じゃないか?共産主義独裁国家では?」と言う方もいるかもしれませんが、国防にとってイデオロギーなんかどうでも良いです。

アメリカは絶対君主制独裁国家サウジアラビアと同盟国ですし。民主主義国同士じゃなくても大丈夫です。自国の国益のために組むので。

 

「台湾どうするの?」というご意見もあろうかと思いますが、そりゃもうすんませんが、知りません。日本の国益のために動きますんで。

 

尖閣は?領土問題を抱えてるじゃないか」と言う方もいるかもしれませんが、それはもう、同盟結んだ後に話し合いで。

日本とアメリカも領土問題を抱えたまま同盟結びましたし。日米安保は1960年、沖縄返還は1972年です。大丈夫大丈夫

同盟関係は、「最も強い不戦条約」の側面があります。不可侵条約もありますが、歴史を振り返ると無視される事もありましたが、同盟国同士でバチバチしたのは未だかつてありません。

同盟関係とは、軍事的緊張を消す最も有効な手段の一つでしょう。

領土問題が軍事的緊張にならなくなりますので、話し合いに活路を見いだすしかありません。同盟国同士でバチバチ軍事衝突してはならないからです。

領土問題の平和的解決が望めます。解決まで時間がかかるでしょうけど、軍事的に緊張して威嚇しあうより良いでしょう。

 

アメリカは、日本に軍事基地を置かなくてもよくなるので、アメリカの軍人さんたちは自分の祖国に帰れますし、お金もかからなくなります。嬉しいですね。

中国が軍事力強化している理由は対米なのでしょうけど、在日米軍基地がなくなれば東側の安全保障が楽チンになりますので、大陸国家として大切な陸軍の強化に力を注げますし、国内経済にお金を回すこともできます。なんせ海には同盟国で海洋国家の日がいるわけですし。海は日本、陸は中国で役割分担。嬉しいですね。

日本はきちんと戦力を整備して、日米同盟と日中同盟を基軸にして、しっかり守りを固めて、日米同盟と日中同盟を基軸に防衛していきます。

 

いやー、とてつもなくウィンウィンですねー。

さて。

同盟には建前上の仮想敵の設定がいるわけですが。

えー。

んーと、、

、、、ないですね!

無理かな!

しかし、アメリカとも中国とも仲良く出来たら良いよねーほんと。

 

共産主義だから敵!とか、自由主義だから味方!のように、建前上は価値観外交で敵味方にするような時代がまだ続いています。

「建前上は」と言ったのは、今や資本主義で民主主義国家のロシアが東側諸国としてNATOから毛嫌いされてるからです。共産主義嫌いではなくてロシアが嫌いが本音なのかな?ロシアの豊富な天然資源狙いなのかな?北極海の利権争いに邪魔だから?まぁNATOアメリカの本音は分かりませんが。

東西分断という、今や陰謀論とも言えそうなプロパガンダをどう扱って良いのやらわからなくなりませんか??

陰謀論も真実もいっぱいあるので何が本当か分からず困った時代ですが。

開き直ってしまって、多様性の時代ですから、色んな繋がり方があって良いと思って、「日米同盟を維持したままの日中同盟」なるものを考えてみたわけですが。

 

中国とは過去歴史上仲良くやってきてました。遣隋使とか。遣唐使とか。仏教も大宝律令平安京も中国から教えてもらった仕組みだし、日本から中国にも沢山の文化が伝えられてました。

モンゴル(元)のチンギスハンによる侵略をのぞけば、19世紀頃の欧米諸国のアジア侵略があるまでの数千年間は、朝鮮も含めて、基本的にはお互いに侵略も干渉もあまりせずに文化交流してましたよね。

欧米諸国は他国との派遣争い領土争い人種争いの歴史ですが、アジアは国内の紛争こそあれ、他国とはあまり紛争になってません。もともとは。

アジア人同士は割と手を取り合ってました

欧米は大変ですよね、人種のるつぼですし、宗教問題もあって複雑な地域ですから、争うしかなかったのかもしれません。なかなか辛い歴史です。

北東アジアは、よく似たアジア人しかいませんし、「仏教も儒教もなんでも飲み込むし、かといってどれも別に大して信じてないし」というテキトーな人たちっぽいですから、あんまり争う要素がなかったラッキーな場所なのかもしれませんが。

仲良くするには、適度なテキトーさが大切なのかな?なんて思ったりもします。分かりませんが。

反日教育や反中国や嫌韓は、一見別のものに見えますが、実は同じ「嫌アジア人」でして、戦後の「アジア人差別意識」教育の枝葉部分というか、戦後レジームそのもののようにも思えたりします。

当時の欧米は人種差別意識が強かったですからね。欧米の方々はもう表立ってそんなこと言わなくなりましたが、アジア人が今ごろ表立って言い始めてるわけで、なかなか根深いのかもしれません。

長い道のりかもしれませんが、そんな戦後レジーム反日、反中国、嫌韓)脱却して、アジアらしい友好関係を取り戻して、また仲良くなれたらいいなぁと思います。

 

それこそ、日中同盟が結べるくらいに。